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睡眠時無呼吸症候群の治療
上気道閉塞の原因とその部位を可能な限り明らかにしたうえで
治療法を選択する必要がある。
このためには口腔や鼻咽頭の注意深い視診、セファログラム、
上気道CTやMRI、喉頭ファイバースコープ検査などを行う。
一般的に肥満患者は上気道軟部組織(舌および軟口蓋)の異常が主であり、
非肥満患者には顎顔面形態の異常が関与していることが多い。
睡眠時無呼吸症候群治療適応
重症例
症状の有無にかかわらず治療の適応となる。
生命予後は不良で、nCPAPによる治療の有効性が確認されている。
軽症−中等症 以下の場合に治療適応となる。
1、日中の眠気,倦怠感,集中力障害などの自覚症状がある場合。
2、高血圧症、心血管障害、脳血管障害の合併している場合
3、自覚症状も合併症もない場合
治療の有用性は確立していませんが、上記のように高血圧症や冠動脈疾患、
脳血管障害などの発症危険因子となる可能性がある。
nCPAPの適応ではないが生活習慣の改善には積極的に介入すべきである。
睡眠時無呼吸症候群治療方法の選択
1.原因疾患の治療 甲状腺機能低下症はOSASに似た症状を
呈するうえにOSASの原因ともなる。
甲状腺機能を正常化するだけで睡眠呼吸障害は軽快する。
そのほか,上気道の狭小化をきたすような原疾患があればその治療を優先する。
2.生活習慣の改善
1.減量
減量の有効性は大規模研究でも確認されており10%の体重減少は
AHIを26%減少させる効果がある。
減量はこのほかに血圧を下げ、肺機能や日中の血液ガス、多血症、
および睡眠構築を改善。いびきを軽減しnCPAPの治療圧を下げる。
2.側臥位就寝
舌根部沈下を防ぐことによって一部の軽〜中等症患者に効果が得られる。
パジャマの背中にテニスボールを縫い込んだり、背枕を背負うなどの方法が試されている。
3.アルコール
睡眠薬の禁止およびアルコールや睡眠薬はいずれも上気道筋の活動性を弱めて虚脱性を増す。
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