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PCPSとは?
PCPSとは、経皮的心肺補助装置(けいひてきしんぱいほじょそうち)の略語です。
PCPSは主に急性期の心不全時に心肺補助に使用される人工心肺装置です。
重症冠動脈疾患症例のPTCA施行時の循環補助や、
呼吸不全における呼吸補助、重症心不全症例に対して適応されます。
病院によって異なりますが、循環器科の医師や臨床工学技士が操作します。

PCPSの長所としては、
@血液損傷(溶血)が少ない。
A空気を送り込む危険性が少ない。
空気が流入した場合、ポンプ作用が著しく低下するため、
空気を送り込む危険性はローラーポンプより小さい。
B脱血に過度の陰圧を生じない。
陰圧が生じると流量が低下するため、ローラーポンプに比べてマイクロバブルの発生が少ない。
C危険な高圧が発生しない。圧力発生型のポンプであり、
回路・肺が破損するような高圧は発生しない。
Dオクリュージョンの調整が不要。
Eポンプヘッドの摩耗が少なく、耐久性に優れている。
F駆動装置が小型でバッテリーを内蔵する機種が多く可動性に優れている。
PCPSの短所としては、
@負荷変動により流量が変化する。
同じ回転数で運転していても圧力負荷(後負荷)が変動すると
流量が変化するため、常に回転数を操作する必要がある。
A吸引・ベントポンプとして使用できない。
空気を送ることが出来ないので使用できない。
B逆流の危険性回転が停止もしくは低流量の場合、
動脈圧により逆流が生じるため、クランプする必要がある。

適応病態としては、
体外循環離脱困難症
OPE後の低心拍出量症候群(LOS)難治性不整脈
急性心筋梗塞後心源性ショック
心筋炎による低心拍出量症候群
重症冠動脈疾患症例のPTCAの施行時
呼吸不全に対するECMOなど様々な臨床現場で活躍します。
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