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カネミ油症事件(かねみゆしょうじけん)とは、
1968年にPCBなどが混入した食用油を摂取した人々に障害等が発生した事件で、
主として福岡県を中心とした北九州市一帯の健康被害事件。
今回、食用油を製造したカネミ倉庫(北九州市)に1人当たり1100万円、
総額2億8600万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁小倉支部に起こした。
訴状によると、食用油の精製装置の金属製管に腐食で穴が開き、
油の脱臭工程で管内で用いる原因物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)が油に混入。
カネミ倉庫は「訴状が届いておらず、コメントは控えたい」としている。
カネミ油症の概要としては、
食用油にPCB(ポリ塩化ビフェニル)が混入し、それを摂取した人々に、
吹き出物や頭痛、内臓障害などを発症、顔面などへの色素沈着や、
塩素挫瘡(クロルアクネ)など肌の異常、頭痛、肝機能障害などを引き起こした。
2002年に厚生労働大臣が、
「カネミ油症の原因物質はPCBよりもダイオキシン類の一種である
PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)の可能性が強い」と認めている。
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